追体験 霧晴れる時

「家族」の人生の主人公が「私」でないことに気づくことで、ある意味、気が楽になりました。ー読者の方より『追体験 霧晴れる時』にご感想をお寄せ頂きました

追体験 霧晴れる時

『追体験 霧晴れる時 〜今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ』をお読み頂いた方から、メールにてご感想をお寄せ頂きました。

ご本人の許可をいただきましたので、ご紹介いたします。

精神障害当事者です。青木先生の講座で、この著書のことを知り、地域活動支援センターの職員さんにお願いして、施設で購入してもらいました。
当然のことですが、「私」の人生の主人公が他の誰でもなく「私」自身であるように、「家族」の人生の主人公は「私」ではなく「家族」自身であること、他の障害者や医療・福祉の職員さんもまた同様であることを痛感しました。
逆に、「家族」には「家族」の人生があり、「家族」の人生の主人公が「私」でないことに気づくことで、ある意味、気が楽になりました。

 

ご感想、有難うございます。

本書は、公営社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)監修の「みんなねっとライブラリーシリーズ」です。

みんなねっとライブラリーシリーズにつきまして

みんなねっとトライブラリー

「みんなねっとライブラリー」とは、公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)監修のもと、生きづらさを抱える本人と家族、きょうだい、配偶者が安心して暮らせる社会をめざし、ペンコムが出版している一般向け書籍シリーズです。

これまでに、「家族」「こども」「妻」「きょうだい」の立場から、それぞれ異なる困難の現状とその乗り越え方、必要な支援などについて、当事者と研究者が執筆したシリーズを出版しています。


 


 

統合失調症、双極性障害、うつ…生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。(厚労省みんなのメンタルヘルス

同シリーズを通じて、家族、当事者、医療、福祉、介護、研究者など、多方面の著者が執筆し、分かりやすく、広く「こころの病」について理解を深めていただきたいという願いを込めています。