「この本に出あえて良かった」と思っていただける1冊を
地方にいる私たちにとって、「出版」は遠い世界のことでした。
特に兵庫県明石市には、2013年当時、出版社が無く「本を出版したい」という相談を受けてもなかなか実現できませんでした。
「地方の出版現状をなんとかしたいんです」
出版関係のセミナーがあるたび、上京しては、何社もの出版社さんを訪ねてご相談する日々が続きました。
こうして、地方の編集プロダクション ペンコムは、インプレスのパートナー出版社として、ようやく全国展開の出版事業へと漕ぎ出すことができました。
明石市に初めての出版社が誕生したのです。
この初心を忘れることなく、著者さんと共に「この本に出会えて良かった」と感じてもらえるような本を送り出していきたいと考えています。 小さな、小さな明石の出版社ペンコムを今後ともご指導をよろしくお願いいたします。
●お時間がありましたら、「ごあいさつ」もお読みいただけるとうれしいです。
ペンコムでは、読者のみなさんに「ああ、この本に出あえてよかった」と思っていただけるような本を、著者さんと一緒にじっくりと時間をかけて作っています。
「みんなねっとライブラリー」シリーズ
▶心の病を知る、メンタルヘルスのシリーズみんなねっとライブラリー
心の病について知ろう。みんなねっとライブラリーは、メンタルヘルスのシリーズ本。
公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)監修。
心の病によって生きづらさを抱える当事者、家族、きょうだい、子どもが安心して暮らせる社会を目指し、当事者の声と研究者の解説でわかりやすく伝える一般向け書籍です。
スキルが身につく本
明石が好きになる本
戦争を風化させない本
出版は企画書から
本を出したいのですが・・
ありがたいことに、ペンコムには多くの方からご相談をいただきます。
「出版」への第一歩は「出版企画」からです。こちらのページでは、著者さんにお渡ししている実際の「出版企画書」とポイントをご紹介します。参考にしていただけましたら幸いです。
出版企画書につきまして
下記に書き方や考え方をまとめさせて頂きました。
【出版に関するベース】
1.読者はだれですか?(ターゲット)
・これは、誰の、どんな課題を解決するために書く本でしょうか?
・できるだけ具体的に、本を手に取った方が「この本は、まさに私のため、私が今抱えている悩みを解決してくれるために書いてもらった本!」と思ってもらえるぐらいにお考え下さい。
・(例1)ある日突然、くじ引きでPTAや自治会の広報担当になってしまった人。
→『ワードで作る! PTA・自治会のためのチラシ・広報紙・プレスリリースらくらく作成ガイド 』
・(例2)CAになりたい大学生
→『この1冊で絶対合格!客室乗務員 内定!完全版 受験対策 書き込み式実践テキスト 2019年就職版 』
・(例3)ことしこそ字が上手になりたいと思っている人
→『増補改訂版 今すぐ役立つ らくらく字が上手くなる ペン字の手本 美しい書き文字 常用漢字 楷書と行書ハンドブック』
・(例4)患者さんの病気と闘おうとする意欲を引き出したいと考えている看護師さん。
→『今すぐ役立つ! らくらく身につく! 才能を伸ばす人が使っているコミュニケーション術 増補改訂版』 など。
※下記のテンプレートに書き込んでイメージを具体的に絞り込んでみてください。
2.読者にとってのメリット(本の価値)
・この本を読むことによって、 その読者のどんな悩みを解決できるでしょうか。
・(例1)PTA・自治会広報誌を気軽に作ることができるようになる。
・(例2)航空業界に内定する。CA合格者数全国の大学で1位に。
・(例3)下手な字が上手くなり自信がつく。
・(例4)患者さんのやる気を引き出すコミュニケーションが身につく。 など。
3.ウリ
・この本ならではの強み、他の本との違いは何でしょうか?
・(例1)ウエブページと連動してノウハウをすべて公開。
・(例2)CA合格者数全国の大学で1位の講師陣による著書。
・(例3)ペン字指導歴40年。弟子達が講師の美しい書き文字を残したいと出版を要望。
・(例4)だれでも、読むだけですぐに実践できる具体的なコミュニケーションノウハウを公開。就職希望の女性、約1万人の相談にのったノウハウがベース。 など。
※下記のテンプレートに書き込んでイメージを具体的に絞り込んでみてください。
4.販売計画
・この本は、どのような方法で、何冊を販売することができそうかを考えてみてください。
(例)セミナーの教科書として、コンサート会場で手売り、など。
【企画】
(1) 書籍名案
(2) 企画概要
(3) 著者名
(4) 著者プロフィール
※ここは重要です。その本に対する「信用・信頼」の根拠になるからです。
(5) 類書
【構成案】
・目次=できるだけ詳しく
(目次は、出版社の既刊本を参考にしてみてください)
以上の企画ができましたら、出版社へメールにてご連絡下さい。
(様式は自由です。) あまり長い必要はありませんよ。