コミュニケーションのコツを練習して「仕事だいじょうぶ」になろう
働くために必要なコミュニケーションには、いろいろな『コツ』があります
『仕事だいじょうぶの本 職場の人と安心してコミュニケーションできるSSTレッスンBOOK』で、いろいろな働くために必要なコミュニケーションスキルを学び、練習してコツを身に付けていきましょう。
例えば、上記写真にあるように、本書P16の困った例で上がっていた「1度に多くの指示を出されたとき」という場合、そのままにしておいて後から分からなくなってしまったということはよくあります。
この場合、「ちょっと待ってくださいメモを取ります」「それぞれを何時ごろまでに終わらせればいいですか」など、自分で指示された情報を整理できるようなスキルを身に付けておけば対処できるようになるのです。
できないのではなく、練習する機会が無かっただけ
「なんだそんな簡単なことなんだ」と思うかも知れません。しかし多くの人がコミュニケーションが苦手だと感じています。
その理由は、人間関係を学ぶ機会が無かった、教えてくれる人がいなかった、不適切なコミュニケーションの中で育ちどうしていいか分からない、社会経験が少ないためどうしたらいいか判断できない、あるいは以前はできていたのに自信が持てず、できないと思いこんでしまっているなど、さまざまな事情があるでしょう。
そして、コミュニケーションが苦手だと感じているために、生活のしづらさや働きづらさをもっています。
しかし、「できない」のではありません。これまで練習する機会が無かっただけです。
「できる」という自信がコミュニケーションスキルの向上に役立つ
本書はコミュニケーションに悩み、困った実例を参加者からたくさん出してもらっています。
あなたもきっと「自分にもある!」と思う場面が見つかります。
練習する機会さえあればできることも増え、「できる」という自信がさらにコミュニケーションスキルの向上に役立ちます。
練習し体験を積み重ねることにより、生活のしづらさや働きづらさが軽減し、自信をもって行動することができるようになっていきます。
とにかく「やってみること」です。
繰り返し、体験することです。実際に声に出し、体を動かしてみることで、必要なスキルが身に付いていきます。一緒に練習していきましょう。