「静かなる変革者たち」へのご感想よりー悲しみを知らぬ者に悲しみは語れないー
『静かなる変革者たち 精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り』に、読者の方からご感想をお寄せ頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
読み始めて読了するまでこんなに時間がかかったことはめったにないことでした。
(第2章からのこと)、いまだにページをめくっている時のいらだちがよみがえります。
重いテーマであるからということと、どうしようもなく解決の光のさすところのない、辛い問題でもあるからなのです。
しかし、ヤングケアラーさながらの方々が支援職に就いて、その視点からは両者(当事者、家族)がわかりすぎ、ツライ立場に立つのですが、何もわからない人に支援されるより、はるかによいことか……。悲しみを知らぬ者に悲しみは語れないということなのでしょう。
●精神疾患の親をもつ子どもの会「こどもぴあ」
生きづらさに寄り添う『みんなねっとライブラリー』シリーズ
ペンコムでは『みんなねっとライブラリー』を創刊しました。
「みんなねっとライブラリー」は、公益社団法人全精神保健福祉会連合会(みんなねっと)監修のもと、生きづらさを抱える本人と家族が安心して暮らせる社会をめざす一般向け書籍シリーズです。
家族、当事者、医療、福祉、介護など、多方面の著者が執筆し、わかりやすく、広く一般の方に「こころの病」について理解を深めてもらおうという内容です。
シリーズの装丁は、ブックデザイナーの矢萩多聞氏が手掛けます。
静かなる変革者たち-精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り(みんなねっとライブラリー2)
¥1,540
精神疾患のある親に育てられ、成長して支援職に就いた4人の子どもたちが体験記と座談会で語る親のこと、家族、支援のありかた
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