新刊ご案内『今日の向こうは-きょうだいが語るきょうだいの精神疾患と私の人生』6/12発売開始
みんなねっとライブラリー第5弾は「きょうだい」を全力で応援します。
『今日の向こうは きょうだいが語るきょうだいの精神疾患と私の人生』6/12新刊、全国書店にて予約開始
いま、困難の中にいる精神疾患の当事者をきょうだいにもつ、兄弟姉妹のみなさんへ
この本でいう「きょうだい」とは、精神疾患の当事者をきょうだいにもつ、兄弟姉妹(以下、きょうだい)の方々です。
当事者を近くで支えているのは、親ときょうだいですが、これまで、きょうだいについて語られることは多くはありませんでした。
本書では、4人の執筆者(20〜40歳代、仲田海人、やじろべえ、南の島のきょうだい、木村諭志)が、幼少期から書き起こし、きょうだいの発症と、その後の家族の状況、自身の気持ち、成人となった現在のきょうだい、家族のようす、就職、 結婚、出産などライフステージの変化に至るまで、きょうだいの目線で、人生の体験をありのままに書いています。
そして、4人の体験談をもとに、精神障がい者の家族支援が専門の横浜創英大学 横山恵子教授が、「きょうだいがきょうだいでいられるための家族支援」について解説しています。
横山教授は「考察」の中で、「精神疾患の発症は想像以上に早く、その半数は10代半ば(14歳)までに発症しており、4分の3が20代半ばまでに発症すると言われ、児童、生徒、学生の年齢でその多くが発症している。きょうだいは年が近いことも多く、発症したきょうだいから長期にわたって影響を受けることになる」と、「きょうだい」への影響や特徴を分析した上で、具体的にどの様な支援が求められているかを解説しています。
「はじめに」より
きょうだいはたくさんいて、親の陰で、小さい時から苦労しています。
ぜひ、きょうだいの困難や特徴、きょうだいや家族に寄せる優しい思い、同時に、たくましい力を知っていただきたいと思います。
親、きょうだい、配偶者、子どもなど、さまざまな立場の方々に、きょうだいを理解していただくと共に、身近なきょうだいのサポートの参考になればと思います。
また、きょうだいに関わる支援者の方々に読んでいただき、支援に役立てていただきたいと思っています。
そして何より、きょうだいに読んでいただき、ちょっと立ち止まり、これからの自分の人生の歩み方について考える機会になってもらえればうれしいと思っています。
皆さまのお役に立つことを、執筆者一同、心より願っております。(横山恵子)
「みんなねっとライブラリー」No.5
公社 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)監修
『今日の向こうは きょうだいが語るきょうだいの精神疾患と私の人生』ぜひお読みください。
ご予約いただく際には、下記の情報を書店様にお知らせください。
基本情報
・書名:今日の向こうは きょうだいが語るきょうだいの精神疾患と私の人生
・著者:横山恵子、仲田海人、やじろべえ、南の島のきょうだい、木村諭志
・発売日:2024年6月12日
・価格: 1,650円(本体1,500円+税10%)
・判型 四六判(横127mm×縦188mm×厚さ10mm)
・ページ数 218ページ
・ISBN:978-4-295-40992-2
・Cコード:C0036
・発行:株式会社ペンコム
・発売:株式会社インプレス
今日の向こうは-きょうだいが語るきょうだいの精神疾患と私の人生(みんなねっとライブラリー5)
¥1,650
精神疾患の当事者をきょうだいにもつ、兄弟姉妹の体験談と解説。これまで多く語られることはなかった「きょうだい」への影響や特徴、求められる支援について。きょうだい応援本
在庫あり