追体験 霧晴れる時

日経新聞 (朝刊) に著者・青木先生のコメント掲載「相模原殺傷 厚労省が再発防止策」(2016/12/9)

実効性確保へ 携わる職員増を

『追体験ー霧晴れる時』を7月に出版の青木聖久先生のコメントが、日経新聞(2016/12/9)に掲載されました。
相模原殺傷事件を受け、厚労省がまとめた再発防止報告書について、コメントを求められたもの。

日本福祉大学の青木聖久教授(精神保健福祉学) の話
精神障害者が地域 で暮らす共生社会の推進 が重要で、報告書が措置入院した患者を退院後も適切に支援する方向性だとすれば評価できる。 退院後の支援計画には、経済的支援や居場所の確保、仲間など、地域で暮らしていく上での支援についてしっかりとした対策を盛り込むべきだ。支援の中心となる自治体の保健所の職員は現状でも人材が不足しており、そこを担保しないと実効性は確保できないだろう。

日経新聞2016年12月9日朝刊記事:措置入院関連2016年12月09日09時43分21秒