令和元年、新しい年にペンコムは「みんなねっとライブラリー』を創刊します
新時代・令和は、こころが大切にされる時代になってほしい。
そんな願いを込めて、ペンコムでは『みんなねっとライブラリー』を創刊します。
ペンコムでは、令和元年、生きづらさを抱える本人と家族が安心して暮らせる社会をめざす一般向け書籍シリーズ「みんなねっとライブラリー」を創刊します。
みんなねっとライブラリーは、公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会 (みんなねっと)監修のもと、家族、当事者、医療、福祉、介護など、様々な著者が執筆し、わかりやすく、広く一般の方に「こころの病」について理解を深めてもらおうというシリーズです。
第1弾は「追体験ー霧晴れる時〜今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ〜」
著者は、日本福祉大学教授 青木聖久氏。
約30年にわたり、こころの病に悩む人たちとその家族に寄り添ってきた著者ならではの視点で、15家族にインタビューし、家族の生き方を通して、精神障害とは何か、どう乗り越えていったのかを解説と共に伝えています。同書は、7月上旬新刊予定。
第2弾は、静かなる変革者たち〜精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り」
精神障害のある親に育てられた子ども達に焦点をあて、かれらの肉声を通じ、支援の在り方を考えていきます。
「それでも、ママを愛しています」「親が精神障がい者でない子供達は、自分の未来について考えることができるのですか」…彼らの魂の声が、「健常者が考える精神障がい者に対する一般知識」を打ち砕いていきます。
シリーズの装丁は矢萩多聞氏
シリーズの装丁は矢萩多聞氏。中学で不登校となったことを機に南インドへ渡り、10代のほとんどをインドで暮らしながら、独自の才能を開花させた装丁家が「こころ」を伝えていきます。
精神障がいの本は出したって暗くて読まれないよ!!
という既存の意識に一石を投ずるべくチャレンジします。
小さな一歩ですが社会の仕組みを変える意気込みです。
何卒、応援をよろしくお願いいたします。