
『源氏物語と明石の史跡、その謎を追う』をテーマに講演ー『源氏物語 明石のうへのおやすみしあと』の出版社代表(7/17)

一基の石碑から、物語は再び動き出した――。
『源氏物語』ゆかりの地・誕生劇は、5代明石城主の仕掛けなのか
史跡に隠された物語を読み解く、知的ミステリー
7月17日(木)10-11.30、「明石しごせんロマン塾」にて、『源氏物語と明石の史跡、その謎を追う』をテーマに、書籍『源氏物語 明石のうへのおやすみしあと』を出版したペンコムの代表・増田ゆきみがお話をします。
明石には、源氏屋敷、明石入道の碑、明石入道の館(たち)、岡の屋形など、『源氏物語』ゆかりの地が数多く残されています。
中でも、善楽寺にある「明石入道の碑」のように、文学作品『源氏物語』にちなんだ石碑が、しかも江戸初期(明暦3年、1657)に建立された例は極めて異例です。
膨大な資料や石碑、論文をもとに、江戸時代初期から明石のまちに語り継がれる『源氏物語』ゆかりの地誕生の謎に迫った本『源氏物語明石のうへのおやすみしあと』(義根益美・著)を出版したペンコムの代表・増田ゆきみが、江戸時代初期から明石に語り継がれる『源氏物語』ゆかりの地誕生の謎を解説します。明石初公開の資料も。
源氏物語を知らなくてもOK。一緒に謎解きの旅に出かけましょう。
※申込みは不要。当日直接会場へ。先着50人、参加500円
日時:2025年7月17日(木)10〜11:30
会場:明石市大蔵コミュニティ・センター
〒673-0856 兵庫県明石市西朝霧丘4−7(明石市立大蔵中学校内)
主催:明石しごせんロマン塾
https://www.facebook.com/akashishigosenromanjuku/
参考記事:
神戸新聞 2025/1/29
知られざる明石の歴史や文化を学ぶ 「しごせんロマン塾」開講5年目で受講生千人に
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202501/0018590327.shtml
書籍につきまして
『源氏物語 明石のうへのおやすみしあと』
~明石城主・松平忠国と“物語史跡”の謎を追う~
江戸初期に建立された「明石入道の碑」を手がかりに、旧明石藩領に次々と誕生した『源氏物語』ゆかりの地の謎を解き明かす歴史探究の一冊。
著者・義根益美(よしもと ますみ)氏は、文献や石碑、地図を精緻に読み解き、「明石入道の碑」建立者である5代明石城主・松平忠国(まつだいら ただくに)の人物像や、刻まれた歌に込められた意図に迫ります。文学と歴史の交差点を体感してみませんか。
【巻頭カラー】
Map:松平忠国と源氏物語 ゆかりの地を歩く
図版:明石初公開の貴重な資料の数々を紹介
【主な内容】
巻頭カラー
松平忠国と源氏物語 ゆかりの地を歩く Map&図版
第一章 古典文学と明石
紫式部はなぜ、『源氏物語』に明石の巻を書いたのか
第二章 松平忠国の経歴と人物像
松平忠国とはどんな人物だったのか
第三章 『源氏物語』と明石
忠国はなぜ、石碑を建てたのか。「文学遺跡」との関係は
【著者】
義根益美(よしもと ますみ)
日本近世史を中心に研究。自治体の市史編さん、神戸文学館学芸員などを経て、時代や分野に関係なく幅広く様々な資料と向き合ってきた。現在は地域に残されている資料や博物館所蔵資料の整理・調査・研究に従事し、博物館発行の図録や学会誌に解説や研究発表を続けている。「資料に忠実に」がモットー。神戸女子大学大学院文学研究科後期博士課程中途退学。兵庫県明石市在住。
【書籍基本情報】
・書 名:『源氏物語 明石のうへのおやすみしあと』〜明石城主 松平忠国と物語史跡の謎を追う〜
・目次「第一章 古典文学と明石」なぜ、紫式部は『源氏物語』に明石の巻を書いたのか、を追う
「第二章 松平忠国の経歴と人物像」松平忠国とはどんな人物だったのか、を追う
「第三章 源氏物語と明石」忠国が建てた石碑の意味や、今残る「文学遺跡」との関係を追う
・著 者:義根 益美(よしもと ますみ)
・発売日:2024年12月5日
・価 格: 2,200円(本体2,000円+税10%)
・判 型:四六判(横127mm×縦188mm×厚さ20mm)
・ページ数:278ページ
・ISBN: 978-4-295-41023-2
・Cコード:C2021
・発 行:株式会社ペンコム
・発 売:株式会社インプレス
源氏物語 明石のうへの おやすみしあと-明石城主松平忠国と源氏物語史跡の謎を追う
¥2,200
江戸初期に建立された「明石入道の碑」を手がかりに、旧明石藩領に次々と誕生した『源氏物語』ゆかりの地の謎を解き明かす歴史探究の一冊
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