『仕事だいじょうぶの本』著者の北岡祐子さん、神戸新聞「生きるのヘタ会?」で専門家インタビュー
精神疾患は誰でも可能性「ありふれた病気」-北岡祐子さん
『仕事だいじょうぶの本 』の著者、北岡祐子さんへのインタビューが、神戸新聞2021年11月14日(日)広域版「生きるのヘタ会? てんてん×神戸新聞お悩みどーすれば」に掲載されました。
▶神戸新聞NEXTで全文アップされています(12月1日)
「生きヘタ?」ニュース
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/ikiheta/news/202111/0014880613.shtml
以下、要約を紹介させていただきます。
■精神疾患/誰でも可能性「ありふれた病気」/特性理解し、自分らしく生活/兵庫県精神保健福祉士協会会長/北岡祐子さん
11月は精神疾患をテーマに、「生きづらさ」を考えています。第二週は、兵庫県精神保健福祉士協会の会長であり、神戸市兵庫区の就労移行支援事業所長を務める北岡祐子さん(53)に話を聞きました。
精神疾患について北岡さんは、次のように答えています。
・まず知ってほしいのは、精神疾患はほかの病気と同様、誰でもかかる可能性のある『ありふれた病気』で糖尿病やがんなど5大疾病の1つです。
・幻聴や妄想、意欲の低下などの統合失調症も100人に1人弱がかかると言われています。
・ ありふれた病気なのに、精神疾患のことはまだまだ知られていません。
・精神疾患がどんなものかという知識教育が大切だと考えています
・ 10代で発症することも多いので、 知っていれば、本人が早くSOSを出すこともできます。
・自分らしく生活し、働くこともできます。
・働くことは最大のリハビリです。そして温かい人間関係によって治癒力が高まるのです。
【相談先】(同新聞記事より)
兵家連(ひょうかれん)電話相談
http://www.hyokaren.or.jp/tel/index.html
◆兵庫県こころの健康電話相談
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf09/kokoronokenkousoudan.html#hyogoken_denwasodan
→「生きるのヘタ会? てんてん×神戸新聞」漫画家細川貂々さんと神戸新聞のコラボ企画
「どんな人も悩み事やシンドイなと思うことを抱えています。そういうキリキリや くよくよを みんなで話してホンワカして ほのぼのできたらいいなぁ……と言う会です」
URL https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/ikiheta/
「働く力を引き出すために〜知っていますか? 精神障害のある方の苦労や努力を〜」仕事だいじょうぶの本 著者・北岡祐子さんの講演録より
精神医療保健福祉施策で求められる取り組みは?
兵庫県精神保健福祉大会講演録(平成31.2.9)