CACのしおり

『仕事だいじょうぶの本』著者の就労移行支援事業所 元利用者さんが事業所のしおりをデザイン

「Challenge And Create」をイラストで表現

仕事だいじょうぶの本のしおり

『仕事だいじょうぶの本 』の著者、北岡祐子さんが所長をしている就労移行支援事業所 (創)C.A.C の元利用者さん TAKA トリケラさんが、書籍の発刊にあわせ、(創)C.A.C のしおりをデザインされました。

各々のイラストの意味も、とても素敵。

ぜひ、お読みください。


CACのしおり

 

(創)シー・エー・シー の 栞 解説

『仕事だいじょうぶの本 』の著者、北岡祐子さんが所長をされている(創)C.A.C は、「Challenge And Create」の略称からきています。
それらの単語に合わせて、イラストを加えたのが、今回の栞デザインとなっています。

『Challenge(挑戦)』は、南極圏と北極圏を行き来し、最も長距離を移動する渡り鳥、キョクアジサシを描かせてもらいました。
ボクが気になったのは、キョクアジサシは一直線に飛んでいるのではなく、穏やかに蛇行しながら、アメリカ大陸やアフリカ大陸などを経由し、目的地に向かっている点。
「これまでとは違う方向へ進んでみる」とか、「世界は広いから、今まで知りえなかった場所へも立ち寄ってみる」といったことが「Challenge」をイメージさせてくれました。

「And (と)」は、平仮名の「と」から。
「と」は、漢字の「止」が元になっていると言われています。それで、「止まる」をイラストで表した「足跡」出てきます。
それに、C.A.Cは、福祉施設。 福祉の「祉」には「止」の入っていて、その「しめすへん」は「神事などの祭壇」の形から出来ているそうです。
そこも加えて、神聖なものの前で立ち止まり、祈りを捧げる。と言えば、信心深い感じですが、福祉施設で、じっくり自分を振り返る時間が過ごせたらいいなあと思って、それを表現してみようとしてみました。

『Create(創造)』「創造」、新たに物事を生み出さねばと、気負いがちですが、そもそも、まだ自分がどんな存在なのか、どんな形なのかを理解している人は少ないと思います。なので、まず現在の自分を客観的に見て、発見し、そして今後の自分の生活様式を作っていく、それが「Create」なのかなと考えました。
たぶん、自分が考えているより面白く、自分では気付いていない様々な要素を含んでいるだろうと思います。
それを表すために、ペガサス、ユニコーン、グリフォン、フェニックス、ドラゴンという、大きな特徴を持った動物を描いて、可能性を表してみました。

2021年9月14日
TAKA トリケラ

仕事だいじょうぶの本

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北岡祐子

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