新刊『源氏物語 明石のうへのおやすみしあと』から「はじめに」を公開します
【一基の石碑から、忠国さんと『源氏物語』の謎を訪ねる旅が始まりました。】江戸時代に明石藩領だった地域には、一六五〇年代に明石城主だった松平忠国が立てた石碑や、浜の館(明石入道の住まい)、源氏屋敷(光源氏が仮住まい)、岡辺の宿(明石の君の住まい)、蔦の細道(光源氏が岡辺の宿に住んでいる明石の君を訪ねるために通ったとされる小路)、光源氏月見の池や月見の松など、『源氏物語』にちなむ史跡やいわれのある場所がいくつかあります。
【一基の石碑から、忠国さんと『源氏物語』の謎を訪ねる旅が始まりました。】江戸時代に明石藩領だった地域には、一六五〇年代に明石城主だった松平忠国が立てた石碑や、浜の館(明石入道の住まい)、源氏屋敷(光源氏が仮住まい)、岡辺の宿(明石の君の住まい)、蔦の細道(光源氏が岡辺の宿に住んでいる明石の君を訪ねるために通ったとされる小路)、光源氏月見の池や月見の松など、『源氏物語』にちなむ史跡やいわれのある場所がいくつかあります。
『源氏物語』13帖には「明石」が描かれており、旧播磨国明石藩には、源氏物語ゆかりの「史跡」が多く残されています。なぜ、虚構の物語である『源氏物語』と現実世界がつながっているのでしょうか。多くの資料をもとに解き明かしていきます。
『源氏物語 明石のうへのおやすみしあと』〜明石城主 松平忠国と物語史跡の謎を追う〜を著した義根益美(よしもと ますみ)さんが、神戸新聞の取材を受け、このほど、明石版(2024年12月29日)に掲載されました
ペンコムは12月上旬、『源氏物語 明石のうへのおやすみしあと』〜明石城主 松平忠国と物語史跡の謎を追う〜、義根(よしもと)益美:著を出版しました。