家族の会 鈴木代表が会報誌で紹介『母が若年性アルツハイマーになりました。』
問合せの電話で事務局が「ちょっとした騒ぎに」
「認知症の人と家族の会」の代表 鈴木森夫さんが、会報誌『ぽ〜れ ぽ〜れ』に連載のエッセー「忙中”感”あり」で、書籍『母が若年性アルツハイマーになりました。』と著者Niccoさんについて書いてくださいました。
Niccoさんを取材した「なかまある」(朝日新聞ウエブメディア)の記事が、Yahoo!ニュースに大きく取り上げられたことにより、問合せの電話で事務局が「ちょっとした騒ぎになっていた」というのです。
<本文より抜粋させていただきます>
春の理事会前に、「家族の会」の事務局では、ちょっとした騒ぎになっていました。いつもは月に20件ほどのネットによる入会の資料請求が2日間で30件近くあったからです。
たまたま電話で資料請求してきた方が、ネットの「ヤフーニュース」で知ったと言われたため、調べてみたところ、3月21日に「家族の会」の会員でイラストレーターのNicco(にっこ)さんのインタビュ一記事がアップされていることがわかりました。
これは、昨年12月に私のインタビュー記事も掲載いただいた「なかまある」(朝日新聞が運営する認知症の人たちが仲間と一緒に、自分らしい暮らしを続けていくためのウェブメディア)というサイトの記事の中から、ヤフーニュースが取り上げたものでした。
Niccoさんは、昨年6月の会報でも紹介しましたが、若年性アルツハイマー病のお母さんの18年間にわたる介護記録を、2009年から8年間千葉県支部の会報に連載され、2018年に漫画エッセーにまとめた方で、昨年の総会にも来て下さいました。
その記事の中で、お母さんを在宅で介護したお父さんが本誌「ぽ~れぽ~れ」について、
「僕が頼りにしていたのは情報です。『認知症の人と家族の会』は年間5,000円を払って会員になると、情報誌を毎月送ってきてくれるんですね。そこにはネットにも出ていない最新の情報が載っていて、これがものすごく役に立ちました。認知症を専門的に扱っているスタッフのフィルターを通った情報ですから、信頼度も違います」と語っています。
それで、「家族の会」に関心を持った方が資料請求をしてきてくれたんだと納得できました。
Niccoさんの書いた『母が若年性アルツハイマーになりました。~まんがで読む家族のこころと介護の記録~』は、発刊以来たいへん好評とのことです。出版社では、「家族の会」会員には、定価の10%引きの特別価格(1,458円・税込、送料無料)で販売してくれるそうです。
【申し込み先】「株式会社ペンコム」あて
(ファックス<078-959-8033>またはメール<office@pencom.co.jp>)
なかまある「64歳の母にデイサービスは早すぎる? 娘がまんがで描いた家族の18年間」
https://nakamaaru.asahi.com/article/12026273