本書を読む前と後で確実に自分に変化があったと感じる。『仕事だいじょうぶの本』に「読書鑑賞文」をお寄せ頂きました
本書をマスターしたら普通の人よりもコミュニケーションが上手くなると思う。 普通っていう言葉も難しいですけど、本書を読む前と後で確実に自分に変化があったと感じる。
『仕事だいじょうぶの本』職場の人と安心してコミュニケーションできるSSTレッスンBOOKに、「読書鑑賞文」をお寄せ頂きました。有難うございます。
ぜひ、お読みください。
読書鑑賞文
コミュニケーションやコミュニケーション能力という言葉はよく聞くけど実際の定義って何って聞かれると困る。 100 人居たら 100通りの答えが返ってきそうな質問になるよねって思うから。
「仕事だいじょうぶの本」というタイトルの柔らかみ、優しさ感と本書の中身のギャップが凄くて驚いた。 小堺一機のごきげんようを見ていたらコミュニケーションを語るなんて、ごきげんようの時間では足りないぜって田原総一朗が出てきて、語るぜ。 朝までいっちゃうぜって、いつの間にか討論するっていう朝まで生テレビを見ているくらいのギャップ。そんな風に感じた。
そして、はじめのページにコミュニケーションは国語や算数などと同様に教科として習うべきスキルだと書かれている。本書は教科書であり、計算ドリルみたいなものだと思う。
きれいに読むではなく、線を引き・書き込み。 またノートに書き写しをしてボロボロになるまで使い込む本だと思う。 もちろん教科として扱われるのだから学問としての自由がある。
やる自由もあれば、やらない自由もある。 それで良いと思うし、 個々の状況に合わせて読み進めていけば良いと思う。 本書をマスターしたら普通の人よりもコミュニケーションが上手くなると思う。 普通っていう言葉も難しいですけど、本書を読む前と後で確実に自分に変化があったと感じる。 実際に例題に出てくる言葉やワードを私自身、無意識的に使っていたりしていた。そして、その言葉やワードを複数知っておいて損はないと思う。
それらを型に派生させる力も必要になってくる。 学問だから自由の後は派生だと私は思う。どう展開するか。 例えば第2章の1節に 「あいさつ」 が出てくる。 あいさつ+ひと言。
例題として、あいさつ 今日の天気みたいに。それを足していく感じで相手に質問を入れるという発想があって良いと思う。 「おはようございます」+「今日は良い天気ですね」 + 「○○さんはこんな天気の良い休日は何をされますか?」 こんな感じに無限に広げていけば良いと思う。それが正解か分からないけど、思いついたワードを足していくことで広がっていけば良いと思う。
因みに、この感想文を読書感想文にしなかったのはチープな感じがしたし、 感想を言える程の実力もないので敢えて読書鑑賞文にしてみました。 これは私なりのコミュニケーションだと思う。私はコミュニケーションとは思いやりだと思っています。 自分に余裕がないと相手と上手く話すことが出来ないよねって。 言葉は人を嬉しくも楽しくも悲しくもさせる。
どうせなら相手に喜んでもらいたいと私は思っている。 だから最後に素敵な本を執筆された北岡祐子氏に敬意を込めて読書鑑賞文を贈ろうと思います。
ありがた迷惑にならないことを祈りながら。