
SST普及協会創立30周年記念事業記念シンポジウムにて『仕事だいじょうぶの本』著者が記念講演

30周年記念事業で記念講演 『仕事だいじょうぶの本』著者 北岡祐子さん
一般社団法人SST普及協会(会長:福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座 丹羽真一氏)では、2025年7月5日(土)6日(日)、帝京平成大学 池袋キャンパスにて、創立30周年記念事業を開催します。
スローガンは、「 人とつながるソーシャルスキル―SSTで温かい社会を創ろう!」
同記念事業「30周年記念シンポジウム」にて、『仕事だいじょうぶの本〜職場の人と安心してコミュニケーションできるSSTレッスンBOOK』(ペンコム刊)の著者・北岡祐子さんが「社会の側の合理的配慮と精神障害を持つ人の生きる力を育てるSST」をテーマに記念講演を行います。
SST普及協会 創立30周年記念事業 本大会
【30周年記念シンポジウム(16:10~17:50)大会】
『SSTで温かい社会を創るために~広がるSSTの可能性』- 生きる力と支える力を育てるSST
講演1:自分を助け、組織を変える―SSTがもたらす人と現場の変革
演者:向谷地 生良(社会福祉法人浦河べてるの家理事長)
講演2: 社会の側の合理的配慮と精神障害を持つ人の生きる力を育てるSST
演者:北岡 祐子(就労移行支援事業・就労定着支援事業(創)シー・エー・シー所長)
講演3:高齢認知症を持つ人を支える力を育てるCBTとSST
演者:田村 法子(慶應義塾大学)
座長:安西信雄(帝京平成大学)
瀧本優子(梅花女子大学)
『仕事だいじょうぶの本 職場の人と安心してコミュニケーションできるSSTレッスンBOOK』
「安心して働くコミュニケーションのコツが多数紹介されていて、SSTの技法を使って練習できるようになっている。声に出して読むだけでコツが身につく」
『仕事だいじょうぶの本』は、公立特別支援学校高等部での教科書採用(令和6 年度)、医療・福祉系大学でのテキスト、課題図書のほか、障害者雇用を行っている企業や、ハローワーク、就労支援関連事業所、精神科病院、精神科クリニックデイケア等、各方面において活用いただいています。
また、大塚製薬株式会社と株式会社ジョリーグッドが開発したVR でソーシャルスキルを学ぶ「FACEDUO」仕事編では、参考文献として採用されました。
- FACEDUO 就労支援施設での活用事例
- https://www.faceduo.jp/use/work-support/
ソーシャルスキルトレーニング(SST)について
ソーシャルスキルトレーニング(SST)とは、社会生活に困難をきたす人に向け、その特性に配慮しながら、コミュニケーションや対処技能を効果的に学習するための方法として開発されました。今や、教育や就労関係、司法分野などにも幅広く活用されている援助技法です