『A PROMISE TO LIVE FOR』静岡新聞夕刊一面で紹介いただきました
ペンコムより出版の『A PROMISE TO LIVE FOR』(邦題「お母ちゃんとの約束いっちゃんとキヨシちゃんが歩いた満州五五〇キロ」)について、静岡新聞夕刊一面で紹介いただきました。
ペンコムより出版の『A PROMISE TO LIVE FOR』(邦題「お母ちゃんとの約束いっちゃんとキヨシちゃんが歩いた満州五五〇キロ」)について、静岡新聞夕刊一面で紹介いただきました。
終戦後、旧満州に取り残された150万を超える日本人の帰国を実現に導くためにわが身を捨てて奔走した男たち・丸山邦雄、新甫八朗、武蔵正道。
彼らがいなければ、旧満州から日本人は引き揚げて、祖国の土を踏むことはできなかったかもしれません。
1945年(昭和20年)8月15日の正午、玉音放送により、日本の降伏が国民に伝えられ太平洋戦争が終結しました。
この特別な日を迎えるたび、出版社として、編集者として、親として、何ができるのだろうということを自らに問わずにはいられません。
“A Promise To Live For” is a true story I wrote based on my mother’s childhood experience. My mother, born in 1936, was 10 years old when she and her 6-year old brother had to trek 550 km (340 miles) by themselves in Manchuria in order to go back to their homeland in 1946, one year after World War II concluded.
僕は2年半前まで北京にいた。
いっちゃんが居た場所も北京からそう遠くはないし、何より僕が居た頃は反日運動が激しくて、日本大使館の前ではデモが行われていたから、いっちゃんたちの気持ちは少しだけ身近に感じられると思っていた。
でも本を読んでいくうちに、あまりにも辛過ぎてひど過ぎて僕はどんどんどんどん気が滅入っていった。
敗戦後10歳と5歳の幼い姉弟だけで満州から引き揚げの実話
『お母ちゃんとの約束』「80歳のいっちゃんが、今、ようやく重い口を開いて、こどもたちに語る70年前の壮絶な戦争・引き揚げ体験」
敗戦とともに、満州で日本人が体験した壮絶な辛苦。
ようやく引き揚げが始まった引き揚げ者の中に、10歳と6歳、たった2人だけで満州から祖国日本を目指し歩き続ける幼い姉弟がいました。